『HUNTER×HUNTER』は冨樫義博先生による科学とファンタジーが入り混じる世界でハンターと呼ばれる超人たちの冒険を描く漫画です。

週刊少年ジャンプで1998年にスタートし、現在は1年のほとんどが休載ですがまだ続いています。

1年で10~20話程度しか連載されませんが、連載が再開される際はいつもネット上でお祭り騒ぎになる人気作です。

テレビアニメ化は2度されており、劇場版アニメも2作あります。

『HUNTER×HUNTER』のあらすじ

くじら島で義理の母と育った野生児のゴンは、かつて父の弟子のカイトから聞かされたジンに憧れを持っており、彼と同じハンターになって父に会いたいと思っていました。

ハンターとは世界中を飛び回り財宝や秘宝の発見、秘境や魔境の攻略など常人にはできないことを求めて世界を飛び回る超人たちで、ハンター協会の会員になると多くの特権を得られる多くの人にとって憧れの職業ですが命を落とすこともいっぱいです。

ゴンを育てたミトは反対し湖の主を釣るという常人には不可能な条件を出しますがゴンは見事クリアし、ミトに認められてハンター試験を受験することになりました。

ハンター試験は命を落とすことも多い危険なもので、会場に着くことだけでも常人にはかないません。

ゴンは船の中で出会った同じくハンターを目指す金の亡者レオリオとクルタ族の生き残りで仇の幻影旅団討伐を望むクラピカと意気投合し、ハンター試験会場を目指しました。

無事たどり着いたゴンは後に親友になる殺し屋一家の期待の星であるキルア、そして超人的な戦闘力を持つ快楽殺人鬼のヒソカなど多彩な人物と知り合い、時には争い、時には協力しながらハンター試験を突破して行きます。

そして最後の試験ではゴン、レオリオ、クラピカ、ヒソカは合格し無事ハンターになれましたが、キルアは変装してハンター試験を受けていたイルミの脅迫により暴走し不合格となって実家に戻りました。

ゴンたちはキルアの実家に行き、執事たちとの特訓により無事キルアの家に入る資格を得てキルアに会い、そしてゴンとキルアはともに旅を、レオリオ、クラピカはそれぞれの目的を追うことになり、再会を約束して別れます。

ゴンとキルアは資金目的で天空闘技場に参加し、そこで念という超能力に出会いました。

キルアの対戦相手のズシを通じて彼の師匠であるウイングに会い、彼の指導によって2人も念を学びます。

そしてゴンはヒソカと対戦し、ハンター試験で受けた屈辱を返すことができたものの試合には負けてしまいました。

2人はゴンの実家に戻り、そこでジンがゴンがハンターになった時に渡すようにと言ったものをミトから受け取ったのですが、中にはグリードアイランドというゲームのセーブデータが入ったメモリがあり、それをゲットすることを目指します。

そのゲームを求め、そしてクラピカとレオリオに会うためにヨークシンに行くのですが、そこはマフィアが支配する大都市で、さらに彼らのお宝をA級賞金首でキルアの仇である幻影旅団が狙っており、彼らの争いに巻き込まれるのでした。

クラピカと幻影旅団の戦いは痛み分けという形で終わり、ゴンとキルアはグリードアイランドを得られませんでしたが、その参加者を募る試験に合格して無事グリードアイランドをプレイします。

グリードアイランドは念能力者を転送させ、島で不思議な力を持つカードを集めるゲームですが、人殺しも許されている危険なゲームです。

ゴンとキルアはビスケという少女の姿をした熟練のハンターに指導を受けることで無事クリアでき、ジンの手がかりを得られたと思ったのですが、たどった先はジンの弟子のカイトの元でした。

そこでカイトのチームと一緒にキメラアントという危険な生物を追うことになりますが、ゴンとキルアは敵にやられるカイトを置いて逃げることになります。

ゴンは自分を責め、カイトを救うためにキメラアント討伐に参加するのですが、結局カイトは助けられずゴンは自分の命を賭けて敵を倒しました。

キルアはゴンを救うため妹のアルカの力を借りるためにイルミと戦い、無事ゴンを助けた後はアルカと旅をするというやりたいことができたため、ゴンと別れることにします。

ゴンは1人で父親のジンが待つ場所に行き、無事彼とゆっくり話すことができました。しかし、ゴンは無理をし過ぎたため念を使うことができなくなり、実家に戻ります。

そして世界を揺るがすカキン王国の暗黒大陸探索の計画が世界に発表され、多くのハンターたちがそれに参加するのですが、その中の1人のクラピカは緋の目を追って王位継承戦に巻き込まれるのでした。

『HUNTER×HUNTER』に登場するハンターたち

『HUNTER×HUNTER』は作者の冨樫義博のコレクションの趣味から始まり、多くのハンターを描いてみたいという発想から生まれた漫画です。

ここではその中でも特にユニークなハンターを紹介しようと思います。

クラピカ

この漫画の主人公格の4人の中の1人ですが、他の3人よりもまともにハンターとして活動しています。

彼は緋の目という興奮すると瞳が美しい緋色に染まるクルタ族なのですが、彼以外の者は緋の目を目的とした幻影旅団に殺されてしまいました。

なので彼は仲間の仇を討つため、そして闇市場に売られた緋の目を取り返すためにブラックリスト(賞金首)ハンターになります。

プロハンターになると念という超能力を身に付ける指導を受けられるのですが、彼は幻影旅団専用の能力を身に付け、同じく念能力者の集団である幻影旅団とまともに戦うことができるようになりました。

現在は幻影旅団よりも緋の目の行方を追うようになり、最初はマフィアの娘の護衛になったのですが、今はそのマフィアの若頭になっています。

イルミ

彼は主人公格の4人の1人であるキルアの兄で殺し屋です。

その仕事のために有利になるハンターライセンスをゲットするためにハンターになりました。

殺し屋をハンターとして認めるのはどうなのだと思うのですが、試験に合格すれば誰でもハンターになれてしまいます。

キルアに強い執着を持ち、そして目的のためなら一般人の命も何とも思わない危険な存在です。

ビスケ

宝石ハンターで、グリードアイランドにしかない宝石を求め、そこでゴンとキルアに出会います。

少女のようにしか見えないのですが、実年齢は57歳で念能力の修行によりその外見を身に付けました。

実際は非常に筋骨たくましい女性で戦闘の際にその姿を見せることがあります。

面倒見の良い性格でゴンとキルアを原石と認め修行をさせ、現在はクラピカに雇われて王位継承戦に参加しています。

メンチ

美食ハンターの若い女性で、食には厳しくハンター試験では寿司を作る試験で厳しく審査して受験者を全員不合格にしました。

ハンター協会会長のネテロにいさめられ、クモワシという崖に巣を作る動物の卵の獲得を実技として見せ、そのクモワシのゆで卵で受験生たちを感動させました。

ジン

遺跡ハンターの中年男性で主人公ゴンの父親です。

遺跡保護のマニュアル作成や希少な動物の繁殖法の発見などの功績があり、グリードアイランドの開発者の1人でもあります。

念能力者としても世界トップクラスの実力があり、現在は世界のタブーであり暗黒大陸の探索のために行動しています。

ゴンを捨てたことを申し訳なく思っており、会いたくなかったのですがハンター協会会長を選ぶ選挙の際、ついにゴンに発見されました。

『HUNTER×HUNTER』の代名詞、念能力について

『HUNTER×HUNTER』に登場する強者はみな念能力の使い手です。

念とは誰もが持っている生命エネルギー、オーラを操る技術で、オーラを大量に体にまとえば銃弾もはじくほど強靭になり、逆にオーラを体外に出ないようにすると気配を消したり回復を早めたりすることができます。

その身に付け方、修行法はすでに確立されており、誰でも身に付けられるからこそ秘匿されています。

基礎修行には纏(てん)、練(れん)、絶(ぜつ)、発(はつ)があり、纏は体外に放出されるオーラを体に留め、練はオーラをたくさん出し、絶は逆にオーラを出ない様にし、そして発はその集大成で超常的な現象を引き起こします。

それらを組み合わせることでまた特別なことができ、例えば纏と練を同時に使ってオーラを体の一か所に集中させることを凝(ぎょう)と言い、目にオーラを集めると隠されたオーラを見ることができ、拳に集めると破壊力を上げられます。

纏と絶を応用すると隠(いん)というオーラを見えにくくすると言ったことができます。

発はその人独自の超能力を使うことで、系統が6種類あり、自分の系統に近い能力ほど修得が早く精度が高くなり、遠いものほど逆になります。

強化、変化、具現化、特質、操作、放出があり、特質は他に例がない系統のことを言います。

強化系は自分を強化できるため1人でも戦うことに一番向いており、主人公のゴンはジャジャンケンというジャンケンを模したポーズをすることで強力なパンチをできるようになりました。

パームという女性は自分の第六感を強めて他人の居場所を特定し、ビルという男性は球根を成長させることができます。

変化系はオーラを変化させるもので、キルアは電気、マチは糸状にして手術をし、ヒソカはガムとゴム両方の性質を持つものにし、トリッキーな戦いに向いた能力です。

具現化系はオーラを特殊な能力を持つ物質にすることができ、クラピカは多彩な能力を持つ鎖に、シズクという女性は生きていないものなら何でも吸い込める掃除機を、ビスケはマッサージしてくれる女性を具現化します。

そしてコルトピという幻影旅団の一員は触れたものをコピーすることでお宝を盗んだり死体を偽造したりしました。

特質系は幻影旅団の団長クロロは他人の念能力を盗み、キメラアントの王メルエムは他人を食べることで他人のオーラを自分のものにし、マフィアのボスの娘のネオンは未来予知ができます。

操作系は自分や他人、物、動物を操るもので、他人に針を刺して操るイルミとシャルナーク、犬を操るスクワラ、コマを操るギドがいます。

放出系は自分から離れたオーラを操ることが得意で、レオリオは物を通じてオーラを飛ばして離れた相手を殴り、幻影旅団のフランクリンは指からマシンガンのようにたくさんのオーラの弾を放ちました。

念能力の発はそのキャラクターの個性が反映され、一発逆転の可能性もあるのでこの漫画の冒険や戦闘を非常に刺激的にしています。

複数人で動かす能力もあり、中でもグリードアイランドという巨大なゲームを念能力で運営することには驚かされました。

現在行われている王位継承戦もどうやら王子たちのオーラを集める目的があるようで、この作品のキーになっています。

まとめ

『HUNTER×HUNTER』の魅力について語ってみましたがいかがだったでしょうか?

まだまだ魅力的な部分はたくさんあるのですがとてもここに書ききれるものではありません。

作者の冨樫義博先生は折に触れてこの漫画をできるだけ長く続けたいと話しているため、そう簡単に終わることはないと思います。

これから登場するキャラクターや念能力、そして謎の暗黒大陸や王位継承戦の行方を一緒に楽しみましょう。

少年ジャンプには他にも魅力的な作品がたくさん連載されています。無料で漫画を読むなら以下のサイトが参考になります。

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この記事を書いた人

©ロナウド
サッカーと漫画を愛する30代。
好きな選手はクリスティアーノ・ロナウド。