女子ゴルフ界の黄金世代は、1998年～1999年生まれの
世代です。プロテスト合格者で言えば、89期生。
今後の女子ゴルフ界をリードする黄金世代が今、熱いの
です。
女子プロゴルフの最終戦であるLPGAツアーチャンピオン
シップ リコーカップの出場資格を得ている黄金世代の
選手を紹介します。
Contents
黄金世代が今熱い、女子ゴルフ界の道産子・小祝さくら。
２０１８年からレギュラーツアーフル参戦し現在（１１月５日現在）
未勝利ですが７２００万円稼いでいる道産子プロゴルファーです。
小祝さくらってどんな選手？
小祝さくらは、1998年4月生まれ、北海道北広島市出身の
注目選手です。
母親が、宮里藍選手が好きで一緒にゴルフレッスンにつ
いていったことがきっかけで8歳からゴルフを始め、
アマチュア時代から多くの大会で好成績を残しています。
高校三年生の時には、
「ニッポンハムレディスクラシック」で初日に65という
スコアを記録するなどアマチュア時代から注目されている
ゴルファーです。
2017年にプロテスト合格。
同年のQTを9位で通過して、ツアー出場資格を獲得して
います。
最近では、10月に行われた
「樋口久子・三菱電機レディース」で今季4度目の2位
フィニッシュ。
まだ、優勝していないのが不思議なくらいですね
ツアー優勝はしていませんが、最終戦のLPGAツアー
チャンピオンシップ リコーカップの
「大会開催前週までの当該年度LPGA賞金ランキング
25位までの者」というところで、出場資格があります。
(小祝さくらの11月5日時点の今季の賞金ランキングは6位)
小祝さくら選手の凄いところは、
トータルドライビングというドライビングディスタンスと
フェアウェイキープ率の合算の成績が良い点です。
つまり、飛距離も方向性も良いということですね。
小祝さくらの使用しているクラブは？
■ドライバーは、ダンロップ スリクソン Z765。
■フェアウェイウッドは、ダンロップ ゼクシオ・テン。
■ユーティリティーは、ダンロップ スリクソン Z H45。
■アイアンは、ダンロップ スリクソン Z565。
■ウェッジは、クリーブランド RTX-3 ブレード。
■パターは、オデッセイ オーワークス。
を使用していますね。
ほとんどスリクソンですが、フェアウェイウッドだけは、
ゼクシオを使っているところが面白いです。
黄金世代が今熱い、女子ゴルフ界のルーキー初優勝・新垣比菜。
２０１８年からトーナメントフル参戦している選手です。
新垣比菜ってどんな選手？
新垣比菜は、1998年12月生まれの沖縄県出身の注目選手です。
新垣比菜は、2011年の「ダイキンオーキッドレディス」に
出場しています。
「えっ？おかしくない？」と思った方もいるかもしれませんね。
そうです。
何と、小学6年生でプロトーナメントに出場しているのですね。
もちろん、大会史上最年少での出場でしたが、残念ながら活躍
はできなかったようです。
ただ、その後もメキメキと力をつけて、高校2年生の時に
ステップアップツアー「ラシンク・ニンジニア RKBレディース」
で優勝するなど多くのアマチュアとして多くの輝かしい成績を
残し、「宮里藍2世」と呼ばれていたこともあるようです。
そして、2017年にプロテスト合格。
QTランキング45位でツアー出場し、
2018年 「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント」
で鈴木愛などの有名選手を抑えて、初優勝を果たします。
これは、黄金世代でも一番乗りのツアー優勝で、
ルーキーイヤーでの優勝は快挙です。
この時に、勝みなみなど同期の選手が自分のことのように
喜んでいて、黄金世代は仲が良いということを知りましたね。
「2018年度LPGAツアー競技優勝者」という資格で最終戦の
リコーカップに出場資格があります。
得意クラブは、ドライバー。
ドライバーの飛距離が出る選手で、平均でも246ヤードほど
の飛距離を持っています。
黄金世代は、飛ぶ選手が多いですね。
平均パット数が極めて少なく、パターが上手い選手ですね。
「パット イズ マネー」
と言われるように、プロの世界ではパットが重要です。
パターが上手いというのは、これからプロの世界で生きて
いく上で大きなアドバンテージになると思います。
新垣比菜の使用しているクラブは？
■ドライバーとフェアウェイウッドは、ゼクシオテン。
■ユーティリティーはゼクシオテンハイブリット。
■アイアンは、ゼクシオフォージド。
■ウェッジは、クリーブランド RTX-3。
■パターは、オデッセイ オー・ワークス パターVライン ファング CH。
プロゴルファーで、ダンロップならスリクソンというイメージが
ありましたが、新垣比菜は、ゼクシオテンを使用しています。
クラブセッティングからもやさしさという点を重要視していること
がわかりますね。
黄金世代が今熱い、女子ゴルフ界のルーキー大里桃子が初優勝。
大里桃子も２０１８年からトーナメントフル参戦の選手です。
大里桃子ってどんな選手？
大里桃子選手は、1998年の8月生まれの熊本出身の注目選手です。
因みに話は少しズレますが、黄金世代は、九州出身の方が多いで
すね。
鹿児島県出身の勝みなみ選手ですし、三浦桃香選手は、宮崎県出身
ですね。
沖縄県まで含めれば、新垣比菜選手がいます。
もしかしたら、このようにアマチュア時代からお互いに切磋琢磨
してきたから、黄金世代が生まれたのかなと思います。
大里桃子選手も、九州で子供の頃からゴルフをやっていて、
九州のアマチュア大会などでの優勝経験は多いのですが、
やはり、勝みなみや新垣比菜に比べれば知名度は薄かった
ようですね。
多くの黄金世代の選手が合格した2017年のプロテストは、
一度落ち、2018年のプロテストで合格しています。
そして、2018年のプロテスト合格から何とわずか23日で
「CATレディース」優勝という快挙を成し遂げました。
まさに、シンデレラガールと呼んでも良いかもしれませんね！
アマチュア時代は、同世代の勝みなみの陰に隠れていた
大里桃子選手でしたが、一気に一流選手への階段を上り
つめた様な印象です。
「2018年度LPGAツアー競技優勝者」という資格で最終戦
のリコーカップに出場資格があります。
ドライバーの飛距離は、平均240ヤードほどです。
フェアウェイキープ率が低いのが今後の課題です。
大里桃子の使用しているクラブは？
■ドライバーはブリジストン TOUR B XD-3C。
■フェアウェイウッドは、ブリヂストン TOUR B XD-F。
■ユーティリティーは、ブリヂストン TOUR B XD-H。
■アイアンは、ブリヂストン J015。
■ウェッジは、ブリヂストン TOUR B XW-F。
■パターは、スコッティ・キャメロン / ピン ヴォルト2,0 B60。
このようなクラブセッティングですね。
ほぼ、ブリジストンというクラブセッティングで、
印象としてはかなりハードヒッター向けのクラブが多いですね。
黄金世代が今熱い、若き女子ゴルファーのまとめ
今回は、黄金世代の中でも女子プロゴルフの最終戦である
LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップの出場資格を
得ている黄金世代の選手、小祝さくら選手、新垣比菜選手、
大里桃子選手を紹介しました。
出場資格は、
- 2018年度LPGAツアー競技優勝者
- 大会開催前週までの当該年度LPGA賞金ランキング25位までの者
- 当該年度9月18日時点のロレックスランキング上位25位までの
TP登録者 - 当該年度USLPGAツアー優勝のTP登録者及びトーナメント
事業部が特に認めた者です。
2018年11月22日～24日まで開催されます。
このトーナメントは、4大メジャーと言われるトーナメントの
ひとつであり、その年のナンバーワンを決める大会
という意味合いもあるようですね。
女子プロゴルフ界の1年間を締めくくる最終戦で、ぜひ、
黄金世代の方々に活躍してもらいたいものです。
個人的には、今季4度の2位という珍しく、悔しい結果になった
小祝さくら選手が最終戦で優勝してほしいな…などと思っています。
どんな結果になるのか、今から待ち遠しいです。
